外猫

 野良猫にエサを与えることを良く思わない人がいますが、私はどちらかというと、そうだねとあいづちをうちながら、陰でエサをあげてしまう人間かもしれません。 庭にはいろんな外猫が来ます。外猫と呼ぶのは、野良猫にまざって、どこかの飼い猫も来るからです。基本庭にくる猫はお客様だと思うので、それなりのおもてなしをしてあげます。それで迷惑しているのがうちの猫たちなのですが、仲よくしろとは言わないけど、エサをあげるだけだから、大目に見てやってくれと言い聞かせます。オープンガーデンはしていないけど、猫たちの出入りは自由です。
 左のサバトラ白君は病気です。口内炎を患っているのかエサを食べるときにとても痛がります。梅雨入り前に顔を見せたけど、その時は餌も食べずに消えました。それがサバトラ白君を見た最後になってしまいました。
 左下の
グレー白君は今も毎日きます。つづらとは仲がいいけど、ゆづとクレナには威嚇されっぱなしです。この子はケンカは弱いけど、私にもよくなついで、おとなしくていい子です。
 茶トラ君は乱暴で、うちの猫たちはこの猫を見ると逃げるくらいです。つづらの左耳先が切れているのは、この猫にやられたものです。あまり歓迎はしていないけど、くればやっぱりエサをあげてしまいます

 

 

 

 

 

 

  左下の黒猫は 片目君と呼んでいます。さすらいの不思議な猫です。忘れたころに現れては、2、3日いて、また姿を消します。最長で三か月ぶりに現れたというのがありました。最近では立夏の時節に現れたのを最後に、そのあと音沙汰がありません。とても人懐こくて、私が庭にいるとずうっとついて回ります。さて、今はどこの旅の空でしょう。

 キジトラ君は、近くの天然酵母のパン屋さんから通ってくる猫です。パン屋さんの飼い猫と言おうか、預かり猫と言おうか、いろいろ訳ありの猫です。うちに来る外猫の中では一番の古株です。

 

 

 

 

 

 

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